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映画:ひるね姫


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何か映画を観に行こうかと思っていたら、筆記さんに唆されたので観に行った。封切り初日に観に行くというのはなんだか待ちかねていたかのようだが、特にそんなことはない。

混んでなかったとはいえ、バタバタ駆け込む羽目になったが、バタバタ駆け込みさえすれば予定はわりとフレキシブルに動くものだということを実感した。

実際に見たのは2017/03/18だが、ブログを開設したのが19日なので、この場所に書くことにする。

神山健治という方が監督をされておられるらしい。ふむ。前評判をほとんど聞いてなかったというか、そんなに熱心に観に行こうという気がそもそもしていなかったのだが、驚くべきことに巨大ロボットといって差し支えないレベルのものであった(反論はありうるだろうとは思う)。

全体としては面白かったのだが、細々としたところの整合性が気になるマンである俺にとって、細々としたところの整合性が気になる映画であった(具体的にどこが、というのは避ける)。

視聴後の印象としては、なんというべきか「ちょっとネタが古いなー」というところか。巨大な実家との確執というネタの今更感とか、リアリティレベルの微妙さとか、登場人物がどいつもこいつもマヌケで緊迫感が薄い(かといって別に愛嬌に繋がっているわけでもない)とか、その緊迫感を「高いところから落ちる映像」で補おうとし過ぎているとか。

あれもこれもそれも10年ちょっと前ならば許されたかもしれんが、2017年にもなってこれはどうだろう。みたいなことを考えたときに、つまりターゲットは俺のようなこましゃくれた大人(あるいは「そこそこ熟達した視聴者」)ではなく、なんというか、表現が難しいが、誤解を恐れず例えを使わせてもらうと「*1週刊少年ジャンプで言うところの熱心なワンピース層」のような人々を想定したのでは、という感じがする。

あと夢の世界との行き来がちょっと都合がよすぎて興が覚める部分はあった。最期とかなにをどう間違えたらこの現代にそんなことになるんだくらいのことは思うよねあれ。

*1:熱心に漫画を読んでいるけれどもその漫画は「漫画読み向け」ではなく「日頃漫画をほとんど読まない大衆向け」のものに限る、という類の層